宣材写真 役者 2
タイトルを先ほどの続きにしたけど話はちょっと違う方向で。
ずいぶん前ですが舞台の写真を頼まれました。
千羽ちどりさんというSKD(宝塚の東京版みたいな感じ。レビュー)の人の写真です。千羽さん以外の人も当然撮影します。
ファンの人から撮影を頼まれました。自分で撮影していたんだけど僕に撮影を頼む、そんな依頼です。
パンフなどに使うので。
で、出来上がりですがアマチュアの人に比べたらフィルムの選択、明るい望遠レンズなど装備の点でも違いますし、撮影の段取り。会場の許可を貰って撮影しやすいところに三脚を立て、その様な段取りも違いますから、仕上がりは悪いはずは無いです。
なのに納得いってないんですね。出来上がりに。よく話を聞いてみると千羽さんの表情が気に入らないと。
キツク言われたわけでもないですし、写真の出来が悪くクレームが来たわけじゃないです。
ですが、「千羽さんの一番いい表情は私たちファンにしか解らないから仕方ないね」正確な言葉は忘れましたが、こんな風な一言がずっと頭から離れませんでした。
ファンの人は相手を美化してしまうでしょう。ファンじゃない人とは違う風景に見える、そんな事もあると思います。
その後、もう十年以上千羽さんのステージを年に2回から3回行き、撮影しています。
えぇ、今ではとっておきの表情はこれだ! ってのがつかめていると思います。
この表情がファンのしびれるところなのだ。解っていると思います。
いい表情を撮るには自分がその被写体のファンにならないと撮れない。そんな風に思えます。
毎日違う人が写真を撮られに来ます。 その人達のファンになることは出来るのでしょうか? ふぅー。
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55309/40893225
Listed below are links to weblogs that reference 宣材写真 役者 2:

Comments